《植物画の練習》

今年の1月半ばからボタニカルアートを習い始めて約半年ほど経ちました。
月に2回のお稽古ですが、個人的都合でやむをえず3回ほどお休みしてしまったこともあり
まだまだ初心者です。

もう10年以上やっていらっしゃるベテランの先輩方が多く、作品の素晴らしさに圧倒されてしまいます。
中には1〜2年前からという方も何名かいらっしゃって、それでも同じレベルにはなかなか到達できませんが、とにかく無心にがんばっております。

遅れをとっている私が気落ちしないように先生もホメて伸ばそうと励まして下さっているのが伝わってきます!

実は今までこのお教室ではデッサンばかりやっていて、色付けには自信がないのです。
(先生は数ヶ月前から、描いたら彩色してごらんなさいとおっしゃって下さったのですが、自分の中でなかなか踏ん切りがつかなくて。)
植物は繊細で柔らかで、質感の表現がとても難しいですね。だからこそ観る人を感動させるのでしょうけれど!

クルクマの構造についても教えていただきました。
花の部分は苞(ほう)が集まって花序(かじょ)になっているのだそうです。ドクダミやカラーなども苞。

今回は葉が大きくて、彩色中に紙がヨレヨレになりそうなので先生の指導のもと水張りをしました。
刷毛ではなく、ティッシュに含ませた水でササッと紙の裏から水を塗っただけ。
テープもそのティッシュの水分で濡らして、上下、右左の順に、紙の5mmほど内側にテープを貼り
最後は紙を入れこむ様に。テープと紙の際は空気が入らない様にピッタリ爪で抑えて出来上がり。

透明水彩は不透明水彩に比べて地の白を残して塗らないと光の表現が出来ないので難しいですね。

大きな面はあらかじめ薄く水を塗っておいて、上から淡く平塗りをし、徐々に色を重ねてゆけばいいらしいのですが
理屈では分かっていても先生のように葉の色や質感をリアルに表現できません!笑

花の部分は比較的淡い彩色で何とかなるのですが葉は濃い部分と光の当たっている部分のメリハリが必要なので私にはまだまだ修行か必要みたいです。

というわけで写真は花の部分の途中経過。

クルクマ