バインダー作りのための小さな道具

Book Farmではバインダーやアルバムを作るとき、写真のような道具を使っています。
tool

左から順に
■ビスネジ
アルバム用の金具。ネジを外すと台紙を増やせる。
■穴あけポンチ(径約2mmと4.5mm)
カシメやハトメを通す穴抜きに使用。
2mm用は10年以上前から持っていてホック付けに使っていました。
■カシメ用手打ち棒
右の連皿と組み合わせて使用。カシメを打つ道具。
■カシメ用連皿
カシメの頭の山がつぶれないよう窪んだ皿の上で打つ道具。
■真鍮カシメとニッケルカシメ
Book Farmではバインダーに金具を付けるために使用。
■ハトメ用の手打ち棒、打ち台(サイズ#300用)
ハトメを打ち付ける道具。
Book Farmではバインダーに紐やチャームを通す穴用に使用。
■真鍮ハトメ(高さ2種)
厚みによって高さを使い分ける。厚みがある場合は高さが必要。

バインダーシリーズ

紙表紙のバインダーの方向性がみえてきました。まだ配置とか絵柄は要調整。。

バインダーだからPP貼りにして丈夫にしようか等と迷ったけど、
やっぱりアンティークな雰囲気にはナチュラルな質感が似合う。

movement

布貼りのバインダーはレース付き表紙のタイプが割と出るので追加で制作。
別売りの台紙やシールも種類を増やします☆

binder

デザフェスVol.38ブースNo.G-333「Book Farm」で販売予定。ぜひお手に取ってご覧くださいね。

 

今回のノートは

エレキギターのイラストが表紙の、中綴じノートとハードカバーノートです。

http://bookfarm.jp/blog/archives/643/

http://bookfarm.jp/blog/archives/600/

7月に参加させていただいたイベントで、ブースに立ち寄って下さった通りがかりのお客様がLed ZeppelinのTシャツを着ていらして、趣味の曲、ジャケットの絵の話など、楽しく会話させていただきました。私の販売している商品は音楽もRockも関係のない絵柄の、ハードカバーノートやバインダーといった文房具類でしたが、いくつかご購入下さいました。買っていただいたことはもちろん嬉しいのですが、なんというか商品を超えたところでのコミュニケーションが新鮮で、私にはとても印象的な出来事でした。

これまで作ってきたノートはアンティークシリーズのデザインでした。アンティークは、もちろん大好きなモチーフです。でもシリーズやストーリーはアンティーク以外でも展開できるわけですし、他にもバリエーションを増やしてみたいと思いました。じつは個人的に、オリジナルは独創的なものでなければいけないんじゃないか?とか、テーマは統一されているべきだろうか、などと迷うこともありました。でも今回は肩の力をぬいて自分の趣味から題材を得てみました。ギターのイラストをIllustratorで描いています。何の気負いもなく楽しんで作りました。コンセプトとか努力とか、後付けの意思でコントロールした行動ではなくて、衝動的に素の感覚で作るよろこび、忘れかけてたような気がします。

お店のテーマは「大人が使いたい文房具」なので、そこはブレない商品展開で今後もいろいろと楽しみながら企画してゆきます。

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