Letterpressの卓上カレンダーが刷りあがりました!
(版画のような印刷方法なので「刷る」というより「摺る」かな?)
ハガキサイズのカレンダーです。
アースカラーの紙に野生動物を大胆にレイアウト。
イラストは蛍光色や明るめの色、文字は黒でギュッとひき締め、
とってもオシャレな配色になりました。
どこにも売っていない特別な卓上カレンダー。
透明のプラケーススタンドに入れ、袋詰めして販売します。
デザインフェスタVol.40で販売します。minneさんで個数限定販売もする予定です(11/3頃)。
minneさんで販売開始しました(11/3更新)→おかげさまで一度完売しましたが再度追加しました(12/16更新)。 http://minne.com/items/1018733
「Book Farm」というブランド名(デザフェスは11/8,11/9両日・ブースG-182)で出しておりますのでよろしくお願いいたします。
次は12/13,12/14のクラフトフェア:横浜赤レンガ倉庫にて販売予定です。
12/21雑司ヶ谷手創り市にも持ってゆきます。
ここまでは新作のご紹介でした。
以下は技術的なお話にご興味のある方向け。
Letterpressという手法はご存知ですか?活版印刷と言った方が分かりやすいでしょうか。
15世紀頃にヨハネス・グーテンベルクという人物が活字版印刷機を発明し、聖書を印刷したのが始まりと言われています。
金属活字を組み合わせてページ毎の版を作り(組版)、組版された活字の表面にインキを付けて紙に印刷していました。
活版という呼称に含まれる「活字」は本来「文字」を指していますので、イラストの場合などはトッパン(凸版)印刷と言った方が正しいかもしれませんね。
つまりスタンプのような仕組みなのです。
また、プリンターなどの場合「インク」といいますが印刷業界では「インキ」が使われているそうです。
このカレンダーも活版用の専用インキを使いました。日本製インキで適度な粘りと伸びがあり、発色がきれいです。
1枚ずつ版画用のローラーにインキを付けて紙をのせ、プレスしています。
写真の通り、月ごとに2色刷りです。
イラストとカレンダー文字の版が別々になっており、1月はシマウマのイラストをグリーンで印刷し、文字は後から黒で印刷しました。
それでは今日はこのへんで☆